Nikon 1.2xや1.5xクロップ等の使用時、周辺が暗くなるファインダーのマスク表示機能は、D850等の上位機種だけじゃない!D610でも可。
1.2xや1.5x、5:4や1:1等、クロップ機能という便利なものがありますよね。
後でトリミングするのと、その時にフレーミングするのでは、遠近感の強弱の差があり描写自体も変わりますし、モチーフのバランス感も異なります。
従ってこのクロップ機能はなかなか重要な機能だと思うのです。
前回記事でも少し書きましたが、FX機でDXレンズを使うこともあります。
動画用に AF-P レンズを使ったり、小型軽量化の為に、DX 10-20 等を使うケースですかね。
DXレンズでも、FXの撮像範囲でケラレが殆ど出ない焦点距離があったりしますので、高画素ボディの方は特に有効ですし、なかなか楽しめるものです。
その時に撮像範囲が、ただのフレーム線だけでは、私は全然トリミングのイメージが付きません。
私はD610なのですが、1桁機やD850に搭載されている、「ファインダーのマスク表示」に長い間憧れていました。
これです↓「ファインダーのマスク表示」
それが、なんと、銀座ニコンプラザに行った時のことです。このマスク機能について質問したところ、なんと上位機種以外のD610でも、マスクがかけられるそうじゃないですか。
そうなんです。カスタムメニューa、オートフォーカス、a5:フォーカスポイント表示の設定で、「しない」(OFF)にすると、あら不思議、「ファインダーのマスク表示」がずいぶん簡単に実現できてしまいましたよ。
こんな裏技、どこにも書いてなくないですか? ヘルプボタンにも説明はありません。
ネットで調べても価格コムでポツリと書き込みがあったくらいでした。
このファインダーのマスク表示機能は、「上位機種に変更したい理由」の内の結構大きなポイントだったもので、その理由がひとつ無くなってしまったのは若干残念ですが、手持ちのカメラで簡単にマスク出来てしまったのは本当に感動です。D610には1.2xクロップが無いのでそこまで有用性は無いのですが、やはりマスクがあるのとないのでは、トリミングイメージが断然付きやすいですね。
銀座Nikonさん、どうもご馳走さまでした。
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